中国・清朝が舞台の映画(ら~)

ラストエンペラー

『ラストエンペラー』はもう説明不要でしょうか(*´∀`*)1987年公開のイタリア、中華人民共和国、イギリス合作による映画です。激動の時代に生きた中国の最後の皇帝溥儀の生涯を描く。清朝最後の皇帝で後に満州国皇帝となった愛新覚羅溥儀の生涯を描いた歴史映画です☆陳凱歌が武装解除される満州国近衛兵隊長役として、溥儀が収監されていた当時の戦犯収容所長だった金源が溥儀に特赦を知らせる共産党幹部役として、それぞれカメオ出演しているんですよ!製作はジェレミー・トーマス、監督は「1900年」のベルナルド・ベルトルッチ、脚本はマーク・ペプローとベルトルッチ、撮影はヴィットリオ・ストラーロ、音楽は坂本龍一、デイヴィッド・バーン、コン・スー、編集はガブリエラ・クリスティアーニ、衣裳はジェームズ・アシュソンが担当・・・豪華ですねー!!(・∀・)出演はジョン・ローン、坂本龍一ほか。後に219分のオリジナル全長版が発表されていますよ♪

映画概要

第60回アカデミー賞作品賞ならびに、第45回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門作品賞受賞作品。太后による溥儀に対する清朝皇帝指名と崩御を描く1908年からスタートし、所々に第二次世界大戦後の中華人民共和国での戦犯収容所での尋問場面を挟みつつ、満州国の皇帝になり、退位しソ連軍に抑留された後、文化大革命のさなかに一市民として死去する1967年までの出来事をメインに溥儀の人生を描いた作品です☆溥儀の自伝である『わが半生』を原作としてベルナルド・ベルトルッチが監督、脚本を兼任した。メインキャストである溥儀の青年時以降の役は、香港生まれの中国系アメリカ人俳優のジョン・ローンが演じました☆

映画のストーリー(1)

1950年、ハルビン駅では次々と中国人戦犯たちが送りこまれていった。800人を越えるその人の中には“清朝最後の皇帝”--愛新覚羅溥儀(ジョン・ローン)の顔もあった。彼は人目を避けてトイレに入り手首を切った。様ざまな過去が彼の脳裏をよぎった--まだ何もわからぬ幼少(リチャード・ヴゥ)の頃、光緒帝は帰らぬ人となり、実質的支配者だった西太后(リサ・ルー)は、溥儀を紫禁城に迎え、皇帝にと考える。紫禁城での生活は、外へ出ることは禁じられ、心の支えは乳母(イエード・ゴー)だけだった。7年後、溥儀(タイジャ・ツゥウ)は、中国全土に革命の嵐が吹き荒れる中で、孤独だった。そんな頃、家庭教師としてやって来たレジナルド・ジョンストン(ピーター・オトゥール)から数学やテニスなど西洋の文化を学ぶ。やがて15歳になった溥儀(ワン・タオ)は17歳の婉容(ジョアン・チェン)を皇后に、12歳の文繍を第二の妃に迎えた。1924年、中華民国の軍人である馮玉祥のクーデターで、溥儀は紫禁城を追われ、ジョンストンが、婉容、文繍(ウー・ジュン・メイ)、女官らと共に英国大使館に保護することになる。

映画のストーリー(2)

一方、戦犯管理所センターでは、罪の告白が続く。溥儀は、日本の甘粕大尉(坂本龍一)との日々を思い出していた。天津の租界地でプレイボーイの生活を楽しんでいるころ、蒋介石率いる国民党が上海を攻略。溥儀の身を案じた甘粕は、日本公使館へ逃亡するように指示する。民主主義に日覚めた文繍は離婚を申し出、溥儀の元を去り、かわりに日本のスパイであり婉容の従姉のイースタン・ジュエル(マギー・ハン)がやってきた。やがて友人のジョンストンも帰国したが、1932年、全世界の非難にも関らず溥儀は“傀儡政府”である満州国の執権になり、2年後皇帝となった。溥儀が東京を訪問中、婉容が運転手チャン(ケリー・ヒロユキ・タガワ)と誤ちを犯し身寵ってしまう。チャンは射殺され、子供が秘かに始末される。1937年、南京大虐殺。主要都市を制圧した日本軍だが1945年、ソ連軍が宣戦布告。同年、8月15日、日本は無条件降伏を宣言、玉音放送を聞きながら、甘粕はピストル自決を遂げ、日本へ脱出しようとした満州国皇帝は、長春の空港でソ連軍の捕虜となった。1959年、10年の収容所生活を経て、溥儀は特赦される。一市民となった溥儀は、一転して生まれ変わったのだ。庭師になって北京で暮らしはじめた溥儀は、あの紫禁城を訪れる。

日本での評価

『ラストエンペラー』は、溥儀や満州国という日本人にとって非常に近い題材を描いた内容であったことで幅広い年齢層を引きつけたことと、高松英郎や立花ハジメなどの日本人俳優が多く出演し、さらに甘粕正彦役兼音楽プロデューサーとして参加した坂本龍一が、日本人として初めてアカデミー賞作曲賞を受賞したことなど、様々な要因が大ヒットに繋がりました(´∀`)日本での劇場公開に際しては、「溥儀が中華人民共和国の収容所で南京事件の映像を見せられるシーン」を配給元がベルトルッチ監督に無断でカットしました。そのためベルトルッチ監督から抗議され、後にそのシーンを復活させたという経緯があります(*´∀`*)

知名度

『ラストエンペラー』は観光名所として一日5万人が訪れる故宮を、中国共産党政府の全面協力により数週間借り切って撮影が行われたのは有名ですよね(^ー^)故宮で世界初のロケーションを行われたことが公開前から大きな話題を呼んだ色彩感覚豊かなベルトルッチの映像美は圧巻の一語に尽きると高い評価を受けたのです!特に故宮太和殿での即位式の荘厳、華麗なシーンは映画史に残る有名なシーンとなりました(*´∀`*)ですが、中華人民共和国で何本か同じテーマの作品が作られた上、当時はまだ同国政府による規制が現在よりもさらに厳しかったために外国映画が広く観られていなかったこともあり、アカデミー賞受賞作品であったにもかかわらず、映画の舞台となった中華人民共和国での知名度は低いそうですよ(´・ω・`)

受賞

  • 1987年度のアカデミー賞では『恋の手ほどき』以来となる、ノミネートされた9部門(作品賞、監督賞、撮影賞、脚色賞、編集賞、録音賞、衣裳デザイン賞、美術賞、作曲賞)全ての受賞を達成しました。
  • 第60回アカデミー賞:作品賞、監督賞、撮影賞、脚色賞、編集賞、録音賞、衣裳デザイン賞、美術賞、作曲賞
  • 第45回ゴールデン・グローブ賞 ドラマ部門作品賞

スタッフ

  • 監督:ベルナルド・ベルトルッチ
  • 脚本:マーク・ペプロー 、 ベルナルド・ベルトルッチ
  • 製作:ジェレミー・トーマス
  • 撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
  • 音楽:坂本龍一、デヴィッド・バーン、コン・スー
  • 編集:ガブリエラ・クリスティアーニ
  • 衣裳デザイン:ジェームズ・アシュソン
  • 字幕:進藤光太
家庭で出来る中華料理

チャウ・シンチーのロイヤル・トランプ

『チャウ・シンチーのロイヤル・トランプ』もとっても面白いんです(*^_^*)1992年に2作作られたんですが、金庸の大ファンを公言するチャウ・シンチー(周星馳)が自ら主役を務めた作品なんです。原作を下敷きにしてはいますが、パロディ作品といえますね(笑)

キャスト

  • チャウ・シンチー(周星馳):韋小宝
  • チョン・マン(張敏):假太后
  • チンミー・ヤウ(邱淑貞):建寧公主
  • サンドラ・ン(呉君如):韋春花
  • フェニー・ユン:大雙兒
  • ヴィヴィアン・チェン:小雙兒
  • ン・マンタ(呉孟達):海大富
  • ダミアン・ラウ(劉松仁):陳近南
  • ナタリス・チャン(陳百祥):多隆
  • チョイ・ガムコン:鰲拜(オーバイ)
  • デリック・ワン(温兆倫):康煕帝
  • リー・カーティン
  • ション・シンシン
  • ブリジット・リン(林青霞)

スタッフ

  • 原作:金庸『鹿鼎記』
  • 監督:バリー・ウォン
  • 助監督:チョン・マン
  • 製作総指揮:チャールズ・ヒョン、ジミー・ヒョン
  • 撮影:デヴィッド・チャン
  • 演出:チン・シウトン(アクション監督)、ユエン・ブン(武術指導)
  • 音楽、主題歌:ジェームズ・ウォン
香港へ旅行行きたい~!