【冬ドラマ 2023】北川景子主演『女神の教室~リーガル青春白書~』レビュー

【冬ドラマ 2023】北川景子主演『女神の教室~リーガル青春白書~』レビュー

【冬ドラマ 2023】北川景子主演『女神の教室~リーガル青春白書~』レビュー

女優・北川景子が月9ドラマ初主演!未来の法曹界を担う若者が通うロースクール(法科大学院)のリアルな日常と、教員と学生たちの成長を描く『女神の教室~リーガル青春白書~』(読み:テミスのきょうしつ)。北川景子が、裁判官でありながら、無駄に一生懸命で、とことん前のめりという人間味溢れる教師を演じます。しかし、単純なリーガル青春劇では終わらず、同時進行で紡がれていくサスペンス要素があるのも見どころの作品です。

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作品情報

  • 放送開始日:2023年1月9日(月)
  • 放送時間:21:00~
  • 脚本:大北はるか 神田優
  • 監督:澤田鎌作 谷村政樹
  • 音楽:武部聡志
  • ナレーター:宮野真守
  • 制作:フジテレビ

『女神=テミス』とは、ギリシャ神話の法の女神・テミスに由来しています。派遣教員としてロースクールの教壇に立つ主人公・柊木を北川景子が演じます。柊木は、裁判官という職業のイメージにはほど遠い人間味溢れたキャラクターで、北川景子にとっては、新しい役柄への挑戦です。

柊木は、『ロースクールは、「法」を学ぶだけではなく「人」を知る場所!』という信念のもと、司法試験の合格にしか興味のない学生たちと、そんなロースクールの現実に新風を巻き起こしていきます。しかし、その傍らで法では裁けない事件も起こります。まさに、法とは何か、人とは何かを考えさせられる作品になっています。

『女神の教室~リーガル青春白書~』のあらすじ

「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーとする裁判官・柊木雫。ある日、柊木は、裁判所所長からロースクールの派遣教員となるよう勤務辞令を受け、青南大学法科大学院、通称『青南ロー』へ赴きます。

しかし、司法試験の合格しか興味のない学生たちには、試験と関係のないことを指導したり、効率の悪い授業を展開する柊木に反発します。そんな中、一緒に実務演習を担当することになった藍井仁は、効率重視で、できが悪い学生を置いていくような教員で、柊木は疑問を抱き、ことあるごとに衝突するのでした。

『女神の教室~リーガル青春白書~』の登場人物とキャスト

柊木 雫(北川景子)

豊かな感受性と、人間性溢れる人物。昔、裁判官に親身になってもらったことで自身も裁判官を志し、現在は東京地裁・刑事部の裁判官です。”人を知らなければいい法律家にはなれない”という信念を持ち、とことん人と関わろうとするため、効率よく案件をこなせません。そんなある日、裁判所の所長から辞令を渡され、派遣教員としてロースクールに勤務することになります。しかし、かつて自分がロースクールは、司法試験の合格を目指すための授業ばかりをしていました。そこで柊木は、法曹界の未来のためにと”人を知るため”の授業を始めるのでした。

主人公の柊木雫を演じるのは、女優の北川景子です。北川景子は、『美少女戦士セーラームーン』でドラマデビュー。以降、ドラマ『謎解きはディナーのあとで』、『HERO』、『悪夢ちゃん』、『家売るオンナ』その他、映画『パラダイス・キス』など、多くの作品で主演・ヒロインを務めています。今回、月9ドラマで初めて主演します。

藍井 仁  (山田裕貴)

青南大学法科大学院・研究家教員。合理主義者で変わり者。司法試験合格のためのノウハウを教える以外に興味はなく、他人に対して無関心です。授業についていけない生徒は切り捨てる非情さがありますが、的確かつ合理的な授業は生徒からの崇拝されており、教員からも認められています。その一方で、柊木とは指導方法や性格の不一致から言い争いが絶えません。

柊木と対立する藍井仁を演じるのは、俳優の山田裕貴です。山田裕貴は、2011年『海賊戦隊ゴーカイジャー』で俳優デビュー。その後は、映画、ドラマ、舞台で活躍しています。代表作には、『ホッとロード』や『ストロボ・エッジ』、『青空エール』や『ホテルコンシェルジュ』、『二度めの夏、二度と会えない君』があります。

照井雪乃(南 沙良)

青南大学法科大学院2年生。他人にも自分にも厳しい性格です。検事を目指しており、他の学生とは距離を置いています。効率の悪い柊木の授業に強く反発します。

自分に厳しく他人にもドライな照井雪乃を演じるのは、モデルで女優の南沙良です。南沙良は、2017年映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビュー。数々の賞にノミネートされ、その後、2018年初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』でも、名だたる賞を受賞し、一躍演劇界から評価されるようになります。その後も、ドラマで主演やヒロインを務めるなど、意欲的に活動中です。

真中 信太郎         (高橋文哉)

青南大学法科大学院2年生。コミュニケーション能力に長けていて、学生たちのリーダー的な存在。「弱者を救う弁護士になりたい」と、成績下位の学生たちにも手をさしのべる面もあるが、実は本当に司法試験に受かるのか、という不安を抱えています。”いい子”の顔を見せる一方で、本心が見えにくい一面もあります。

面倒見のよさがありながら闇を抱える真中を演じるのは、俳優の高橋文哉です。高橋文哉は、2019年に『仮面ライダーゼロワン』で主役を務めたことで注目を浴び、その後、ドラマ『先生を消す方程式。』、『着飾る恋には理由があって』や『最愛』、『うきわー友達以上、不倫未満ー』、映画『かぐや様は告らせたい天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナル』など、話題作に数多く出演しています。

桐矢純平(前田 旺志郎)

青南大学法科大学院2年生。おしゃべりなお調子者。成績は下位で、基本的に明るいが、真中のような成績の良いものには卑屈になる傾向があります。

明るくも卑屈になってしまう桐矢純平を演じるのは、俳優の前田旺志郎です。前田旺志郎は、幼少期から兄・航基とお笑いコンビ「まえだまえだ」として活躍。俳優としては、2011年映画『奇跡』で主役を演じ、その後も2019年NHK大河『いだてん』、2021年NHK連続テレビ小説『おちょやん』、『夢中さ、きみに。』など、多数の作品に出演しています。

水沢拓磨(前田 拳太郎)

青南大学法科大学院2年生。他の生徒とは異なる一匹狼。裕福な生徒が多いなか、貧乏な環境で育っています。警備員のアルバイトもしていて、他の学生との経済的な境遇の違いに傷つけられることもあります。家族を助けたいという気持ちを胸に秘めて、弁護士を目指しています。

苦学生の水沢拓磨を演じるのは、俳優の前田拳太郎です。前田拳太郎は、2021年『ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~』に出演。その他、『仮面ライダーリバイス』で主演を務めています。

天野 向日葵(河村 花)

青南大学法科大学院2年生。弁護士になる可能性を諦めています。著名なビジネスローヤーである父から、半ば強制されて弁護士の道を歩んできたためか、「受からなくてもいい」という気持ちで過ごしていますが・・・。

諦めた様子で過ごしている天野向日葵を演じる河村花は、ドラマや舞台で活躍中の女優です。出演作品には、ドラマ「金田一少年の事件簿『File06 首狩り武者殺人事件』」や、舞台「粛々と運針」などがあります。

『女神の教室~リーガル青春白書~』に対するネットの評判は?

『女神の教室~リーガル青春白書~』のレビュー・総評

北川景子と聞いてイメージする、かっこいい女教師という役どころではありませんが、人間味溢れる北川景子の教師役も可愛いと評判です。普段見ることのないロースクールを舞台として、キャラクターの濃い講師陣とそれぞれの事情を抱える学生たちがいることで、法律について身近に感じさせてくれます。

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