キンプリ 平野紫耀主演!TBS金曜ドラマ『クロサギ』レビュー

キンプリ 平野紫耀主演!TBS金曜ドラマ『クロサギ』レビュー

2006年に山下智久主演でドラマ化された『クロサギ』が、元所属事務所の後輩である「キンプリ」の平野紫耀さん主演で再ドラマ化されています。

今回は、リメイクで注目されているドラマ『クロサギ』をレビューしていきます。

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金曜ドラマ『クロサギ』について

  • 放送日:毎週金曜日22時(TBS系)
  • 原作:黒丸・夏原武『クロサギ』
  • 脚本:篠﨑絵里子
  • 演出:田中健太・石井康晴・平野俊一
  • 音楽:木村秀彬

原作は黒丸・夏原武による漫画『クロサギ』で、2003年11月から2008年7月まで「週刊ヤングサンデー」に掲載されました。2006年に一度ドラマ化されているので、今回はリメイク版となります。しかし、原作が完結済みであることや2006年より進化した現代社会の中でさらに巧妙になった詐欺を新たに描いていることで新鮮な気持ちで観ることができます。

『クロサギ』のあらすじ

この世の中には三種類の詐欺師がいます。一つ目が金銭を奪う「シロサギ」、二つ目が色恋を餌に騙す「アカサギ」、三つ目がシロサギとアカサギを餌に騙す「クロサギ」です。

主人公の黒崎高志郎は、子供の頃に父親が悪質な詐欺に遭い、一家心中するも自分だけが助かるという過去を持っています。大人になり、「詐欺師を騙す詐欺師」のクロサギとなった黒崎は父親を騙した詐欺師「御木本」を探し出して、復讐することを誓っています。過去のことから誰も信じず、誰も頼らず一人で人生を送っていますが、様々な人と出会い自分の過去と向き合い「クロサギ」として詐欺師に立ち向かいます!

『クロサギ』の登場人物とキャスト

黒崎高志郎/クロサギ(平野紫耀)

詐欺師を騙す詐欺師(クロサギ)。表向きはアパートの大家だが、シロサギやアカサギを騙し、家族を一家心中に追い込んだ「御木本」へ復習を誓っている。

吉川氷柱(黒島結菜)

黒崎高志郎が大家をしているアパートの住人の一人で、政和大学法学部に通う大学三年生。検事になる夢を持っている。

桂木敏夫(三浦友和)

表向きは甘味処「桂」の店主だが、実は詐欺師の世界のフィクサー。黒崎へ詐欺のノウハウを教えた師匠のような存在で、黒崎へシロサギやアカサギの情報を渡している。

神志名将(井之脇海)

東京中央署知能犯係の刑事。2才の頃に巨大詐欺グループのトップだった叔父が逮捕され、被害者からの非難を避けるため、両親から死亡したことにされて偽の出生証明で違う家の子として育てられた。この過去から詐欺師を憎んでいる。

桃山哲次(宇野祥平)

東京中央署知能犯係の警部補。黒崎の父が詐欺被害にあった時に事件担当をしており、その時から黒崎のことを気にかけている。

白石陽一(山本耕史)

詐欺師の一人。世の中に悪影響を与える腐った体制の大企業のみを狙って詐欺をする詐欺師。

御木本(坂東彌十郎)

大物詐欺師。黒崎の父を騙した詐欺師。黒崎の最大の敵。

宝条兼人(佐々木蔵之介)

詐欺師だが、ひまわり銀行の執行役員として働いている。桂木や御木本のマネーロンダリングに関わっている。導入詐欺により黒崎の父を破産に追い込んだ。黒崎の敵の一人。

『クロサギ』に対するネットの評判は?

ネット上では、前作のイメージが強いようで「ひどい」というものが多いです。『クロサギ』といえば山Pのものと思っている方がいるようですね。また「原作の漫画と違う」と感じている方もいるようで、漫画とドラマとの解釈の違いが指摘されています。

その一方でドラマのカメラワークや演技、驚くような展開に面白いと感じている方も多くいます。特に、主演の平野紫耀が「かっこよすぎる」という声が上がっています。

最後に

平野紫耀が主演を務めるドラマ『クロサギ』は様々な評判がありますが、「詐欺は許さない」と詐欺師を詐欺ではめていく様子は引き込まれるものがあります。

現代社会の中で起こりうるかもしれない詐欺を分かりやすく、そして詐欺は許されないというメッセージ性のあるドラマだと感じました。

投稿者 mutta