目黒蓮&今田美桜が演じる夫婦の物語『わたしの幸せな結婚』レビュー

目黒蓮&今田美桜が演じる夫婦の物語『わたしの幸せな結婚』レビュー

目黒蓮&今田美桜が演じる夫婦の物語『わたしの幸せな結婚』レビュー

2019年に小説とコミックが刊行され、2022年には累計発行部数が650万部を突破し、テレビアニメ化も発表されるという、今勢いにのっている『わたしの幸せな結婚』がついに実写化されます。

注目の若手である”Snow Man”目黒連と女優・今田美桜が、『アンナチュラル』を手がけた塚原あゆ子監督とタッグを組んで珠玉のラブストーリーに挑みます。

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作品情報

  • 公開日:2023年3月17日
  • 原作:顎木あくみ『わたしの幸せな結婚』(富士見L文庫/KADOKAWA刊)
  • 脚本:菅野友恵
  • 監督:塚原あゆ子
  • 音楽:立山秋航
  • 主題歌:Snow Man『タペストリー』(MENT RECORDING)
  • 配給:東宝

明治時代かのような架空の舞台で、異能を持った人間というファンタジー色を持ちながら、ストーリーの中心にあるのは、主人公の清霞と美世の心の交流を描いています。

映画初主演ながらドラマ『silent』や連続テレビ小説『舞いあがれ!』などで俳優として目覚ましい活躍を続けてきた目黒蓮が美しい清霞を演じ、愛されることで女として開花していく美世の変化を今田美桜が演じます。孤独を感じていた主人公2人の心の交流を細部にわたって丁寧に描くのは、『アンナチュラル』や『MIU404』などの話題作の演出を手がけ、2018年には『コーヒーが冷めないうちに』で映画デビューした今最も新作が期待される塚原あゆ子監督です。

『わたしの幸せな結婚』のあらすじ

文明開化をとげる近代日本。国をおさめる帝と、帝を支え、国の様々な災いを退けてきたのは、【異能】と呼ばれる特殊な能力を受け継ぐ家系の者たちでした。異能家系の長女・斎森美世は、能力を持たずに生まれ、継母や異母妹に蔑まれる毎日。そんな彼女に告げられたのは、冷酷無慈悲な軍人・久堂清霞との政略結婚でした。

噂どおり美世に辛く当たる清霞に対し、それでも逃げる場所のない美世は、清霞と過ごすうちに清霞が悪評通りの人物ではないことに気付きます。そして、清霞もまた美世の心遣いに心を開いていくのでした。

「少しでも長くこの人と居たい」と思い始めたその頃、帝都では不穏な【災い】が次々と人々を襲います。軍人である清霞は、国民の盾になるべく命を賭して任務にあたります。身を案じる美世でしたが、その【災い】の影には、思わぬ陰謀が渦巻き、美世にも危険が迫るのでした。

『わたしの幸せな結婚』の登場人物とキャスト

久堂清霞(目黒蓮)

名家・久堂家の当主で強い異能の持ち主。27歳の若さで陸軍の対異特殊部隊を率いる部隊長。美しい容貌でありながら、冷酷無慈悲と噂されています。

美しくも冷酷無慈悲な軍人・久堂清霞を演じるのは、”Snow Man”の目黒蓮です。

目黒連は、アイドルグループとして活動しつつ、バラエティ番組やモデル、CMに出演し、活躍の幅を広げました。2021年には、新春SPドラマ『教場Ⅱ』、ドラマ『消えた初恋』に出演。2022年には、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』、『silent』、映画『月の満ち欠け』など多数の作品に出演し、俳優としても注目されています。

斎森美世(今田美桜)

名家の長女でありながら、異能を持たず、実母が亡くなってからは、継母と異母妹にしいたげられ使用人のように扱われてきました。悪評高い久堂清霞のもとへ嫁入りを命じられます。

異能を持たないが故に居場所がなく、家族に虐げられ、久堂家に行くことになった斎森美世を演じるのは、女優の今田美桜です。2015年『罪の余白』で映画初主演を果たし、その後も、映画では、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』、『ヲタクに恋は難しい』や『東京リベンジャーズ』などに出演。2022年には「第45回 日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞しました。ドラマでも『半沢直樹』、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』などの話題作に出演。2022年には『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?』で初主演を務めた要注目の新人女優です。

斎森真一(高橋努)

美世の父親。虐げられる美世を見て見ぬふりをしています。

美代の父親・斎森真一を演じるのは、俳優の高橋努です。高橋努は、NHK大河ドラマ『天地人』、『西郷どん』の他、ドラマ『日本沈没-希望のひと-』、『ドクターホワイト』映画『追憶』、『新聞記者』などの多数の作品に出演。その他、舞台でも活躍しています。

斎森香乃子(山口紗弥加)

美世の継母。実母にそっくりな美世を憎んでいます。

美代を虐げ憎んでいる継母・斎森香乃子を演じるのは、女優の山口紗弥加です。山口紗弥加は、1994年ドラマ『若者のすべて』で主人公(萩原聖人)の妹役としてデビュー。2018年には『ブラックスキャンダル』で初主演。その後も『ラジエーションハウスⅡ』、『シジュウカラ』などに出演しました。映画では、『糸』、『明日の食卓』や『劇場版ラジエーションハウス』などにも出演しています。

斎森香耶(髙石あかり)

斎森家の次女で美世の異母妹。両親に愛され、美世を使用人扱いしています。

美世の異母妹で、美世を虐げている斎森香耶を演じるのは、女優の髙石あかりです。髙石あかりは、2014年キラチャレ2014でナルミヤオンライン賞、シンデレラオーディション2014で準グランプリを受賞しました。その後、映画『島々清しゃ』、映画『スリーアウト』、その他、舞台で活躍しています。

辰石幸次(小越勇輝)

美世と香耶の幼馴染で香耶の婚約者。美世が思いを寄せていた相手です。

美世が思いを寄せていた幼馴染・辰石幸次を演じるのは、俳優の小越勇輝です。小越勇輝は、映画『おくりびと』、ドラマ『ショカツ』、『仮面ライダーキバ』など多数の作品に出演。舞台では『弱虫ペダル』や『テニスの王子様 2nd season』、『東京喰種トーキョーグール』や『ドラえもん のび太とアニマル惑星』で主演を務めました。

五道佳斗(前田旺志郎)

清霞の直属の部下で、右腕的存在。軍人としての清霞に憧れていると同時に清霞の私生活も気にしています。明るくお調子者ですが、実力もあり清霞を支えています。

清霞の腹心の部下・五道佳斗を演じるのは、俳優の前田旺志郎です。前田旺志郎は、2011年映画『奇跡』で主役を演じ、2018年には『銀河鉄道999 Galaxy Live Drama』にも主役を演じました。その後もNHK大河ドラマ『いだてん』、NHK連続テレビ小説『おちょやん』、ドラマ『夢中さ、きみに。』など多数の作品に出演しました。

『わたしの幸せな結婚』に対するネットの評判は?

https://twitter.com/nyanchanlove222/status/1644666993516380165

 

 

『わたしの幸せな結婚』のレビュー・総評

原作小説やコミックを読んだことある人も、そうでない人にも評価が良いのが印象的でした。単純な恋愛ものではなく、異能バトルとしての要素もあり、主演2人の美しさにもため息がこぼれる作品です。コミックを読んでいる人からすれば、映画後半にわたしの幸せな結婚 ネタバレ感もあって、気になる展開に映画の続編も期待されており、7月公開のアニメにも期待が高まっています。

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