全世界でヒットした着せ替え人形”バービー”を実写映画化。世界一有名なファッション・ドールである”バービー”を映画化するにあたって、女優のマーゴット・ロビーを起用し、ピンクにこだわった完璧なバービーランドを再現しました。バービー人形が現実世界に飛び出して騒動を起こすロマンティック・コメディは、全世界で公開され、興行収入は10億ドルを突破する大ヒットを記録しています。
今回は、そんな話題の映画『バービー』について紹介します。
Contents
作品情報
- 公開日:2023年8月11日(日本) 7月21日(米)
- 監督:グレタ・ガーウィグ
- 原作:マテル
- 脚本:グレタ・ガーウィグ ノア・バームバック
- 音楽:マーク・ロンソン、アンドリュー・ワイアット
- 配給:ワーナー・ブラザーズ
映画『バービー』オフィシャルサイトHP (https://wwws.warnerbros.co.jp/barbie/)
米国の玩具メーカー・マテル社の世界に知られたバービー人形を映画化。監督と脚本は、女優であり脚本家でもあるグレタ・ガーウィグが務め、主演と制作は、マーゴット・ロビーが務めました。”リアルバービー”とも評されるマーゴット・ロビーと、ピンクで溢れたバービーランドの世界は、公開前から注目を浴び、アメリカで劇場公開されて1カ月以上経過した現在では、『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』を抜いてワーナー・ブラザーズ史上最高の興行収入を記録しています。
『バービー』のあらすじ
夢のようなバービーランドでは、毎日バービーとボーイフレンドのケンがパーティやドライブ、サーフィンをして過ごしていた。しかし、ある日バービーの身体に異変が!?
原因を探るために2人は人間の世界へ行くことに。でも、そこはバービーランドとは何もかもが違う現実の世界。さまざまなタイプ、職種のバービーとケンたちが巻き起こす驚きの展開と、誰もの明日を輝かせる魔法のメッセージがそこにある!!
『バービー』の登場人物とキャスト
バービー:マーゴット・ロビー(高畑充希)
本作のヒロイン。バービーがすべて!
元祖バービー人形のヒロインを演じるのは、女優のマーゴレット・ロビーです。マーゴット・ロビーは、2008年に女優デビュー。ドラマ『ネイバーズ』で人気を博し、2016年映画『スーサイド・スクワッド』で国際的に有名になり、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー主演女優賞を獲得しました。本作では主演兼制作を務めています。
ケン:ライアン・ゴズリング(武内駿輔)
彼はただのケン。
ブロンドのケンを演じるのは、俳優のライアン・ゴズリングです。ライアン・ゴズリングは、子役を経て1996年に『フランケンシュタインと僕』で映画初出演を果たしました。その後、2004年映画『きみに読む物語』の大ヒットで一躍スターになりました。2006年には、『Half Nelson』でインディペンデント・スピリット賞主演男優賞に輝きました。作曲や歌手としての一面もあり、2007年には『ラースと、その彼女』でゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされました。
グロリア:アメリカ・フェレーラ(本田貴子)
彼女は人間!
現実世界の人間・グロリアを演じるのは、女優のアメリカ・フェレーラです。アメリカ・フェレーラは、2002年にテレビに初出演し、その後、映画やテレビに出演。2006年
ドラマ『アグリー・ベティ』の主役に抜擢され、この作品でゴールデングローブ賞とエミー賞の主演女優賞を受賞し、一躍有名になりました。
サーシャ;アリアナ・グリーンブラット(早見沙織)
彼女も人間!
現実世界の人間・サーシャを演じるのは、女優のアリアナ・グリーンブラットです。アリアナ・グリーンブラットは、8歳のとき2016年ドラマ『Stuck in the Middle』で全米に知られるようになりました。その後、2017年に『バットママのクリスマス』で映画初出演。ハリウッドにも2018年映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でデビューしました。
変てこバービー:ケイト・マッキノン(朴璐美)
このバービーはちょっぴり不安定!
ヒロインのバービーを人間世界に導く、変てこバービーを演じるのは、女優のケイト・マッキノンです。ケイト・マッキノンは、コロンビア大学で演劇を学び、マンハッタンの即興コメディ集団で経験を積みました。2012年から人気コメディ番組『サタデーナイト・ライブ』でヒラリー・クリントンのモノマネで有名になり、経済紙フォーブスの「30歳未満の影響力のある30人」にも選ばれました。その後も、コメディを中心とした活動を続けています。
『バービー』に対するネットの評判は?
『バービー』のレビュー・総評
バービー人形の映画と聞いて、かわいいだけの映画と思えばそうではなく、フェミニズムにも訴えかける作品になっています。バービー人形が主役だからといって、女性優位に立つわけでもなく、両性からの視点を捉えており、かわいいだけ、面白いだけではなく、いろいろな気づきをくれる映画です。とはいえ、映像のかわいさにウキウキすることは間違いないでしょう。