豪華キャストに注目!シリーズ第3作目『キングダム 運命の炎』レビュー

豪華キャストに注目!シリーズ第3作目『キングダム 運命の炎』レビュー

週刊ヤングジャンプで連載中の漫画『キングダム』は、古代中国の春秋戦国時代末期に中華統一を目指し奮闘する秦を描く大人気漫画です。コミック累計発行部数は9900万部を超え、アニメ化、豪華キャストにより実写映画化もされました。本作『キングダム 運命の炎』は、漫画を原作とした実写映画第3作目であり、「馬陽の戦い」と「紫夏編」の秦と趙との決死の戦いを描いています。

今回は、そんな話題の実写映画『キングダム 運命の炎』について紹介します。

目次

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作品情報

  • 公開日:2023年7月28日
  • 監督:佐藤信介
  • 原作:原泰久『キングダム』
  • 脚本:黒岩勉 原泰久
  • 主題歌:宇多田ヒカル「Gold~また逢う日まで~」
  • 配給:東宝/SPE

映画『キングダム 運目の炎』公式サイトHP (https://kingdom-the-movie.jp/

大ヒット歴史漫画『キングダム』の実写映画第3作目。映画『キングダム』は、第1作目の公開時から、そのスケールの壮大さとキャストの豪華さなどで注目を浴び、大きな興行収入をあげてきました。本作『キングダム 運命の炎』においても、2023年7月28日に公開されてから1カ月で興行収入が45.9億円を突破し、観客動員数は320万人を記録。さらに、2023年に公開された邦画実写映画の興行収入第1位になりました。

秦と趙の戦いが舞台となるキングダム3 キャストは、前作にも増して豪華な配役がなされており、映画にかける意気込みと期待を感じる作品になっています。

『キングダム 運命の炎』のあらすじ

紀元前3世紀の古代中国の春秋戦国時代。覇権争いにより500年の争乱が続いていた。戦乱の中で戦争孤児となった主人公の少年・信(しん)は、「天下の大将軍」になることを夢見ていた。そして、運命の相手、後に中華統一を果たす秦国の王・政(せい)と出会うのだった。

秦国に隣国・趙の大軍勢が侵攻。残忍な趙軍を迎え撃つべく、政は伝説の大将軍・王騎(おうき)を総大将に任命するのだった。そして、信は王騎から、100人の兵士を率いる「飛信隊(ひしんたい)」として、2万の軍勢を率いる敵将を討つ無謀な任務を受けるのだった。決戦の地は馬陽。キングダム史上最大の戦いが今始まる。

『キングダム 運命の炎』の登場人物とキングダム3 キャスト

信<しん>(山崎賢人)

本作の主人公。戦争孤児で下僕の出身ですが、「天下の大将軍になる」という夢があります。親友・漂の死を経て政と出会い、王都の奪還に尽力するなど、数々の戦で武功をあげていきます。

主人公の信を演じるのは、俳優の山崎賢人です。山崎賢人は、NHK連続テレビ小説『まれ』でヒロインの相手役を演じたことで注目を浴び、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。代表作には、2017年映画『斉木楠雄のΨ難』、2018年映画『羊と鋼と森』、2022年ドラマ『アトムの童』などがあります。

嬴政<えいせい>(吉沢亮)

秦国の若き王。戦乱の世を終わらせるために”中華統一”という壮大な夢を抱き、ゆるぎない信念を持っています。

後の始皇帝となる嬴政を演じるのは、俳優の吉沢亮です。吉沢亮は、2012年ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』で仮面ライダーメテオ役で注目され、2013年にはドラマ『ぶっせん』で主演を務めました。以降、ドラマや映画、ミュージカルと幅広い活躍をみせています。2021年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主役の渋沢栄一を演じています。

王騎<おうき>(大沢たかお)

”秦の怪鳥”の異名を持つ伝説的な英雄。昭王の死後、将軍職を引退していたが、政に王の器を見て再び戦場に帰ってきました。馬陽の戦いでは総大将として参加します。

圧倒的な強さを誇る武将・王騎を演じるのは、俳優の大沢たかおです。大沢たかおは、モデルとして活躍した後に俳優に転向し、1994年ドラマ『君といた夏』やドラマ『星の金貨』で人気俳優となりました。2004年には映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で主役を演じ、大ヒット。その後も、2005年『解夏』や2007年『地下鉄(メトロ)に乗って』ではアカデミー賞をそれぞれ受賞。2009年のドラマ『JIN-仁-』では第18回橋田賞を受賞しています。

趙荘<ちょうそう>(山本耕史)

趙国の総大将。王騎の首を狙っています。趙の中央軍を率い、軍師としても全軍の指揮を執っています。

趙の大軍を率いる総大将・趙荘を演じるのは、俳優の山本耕史です。山本耕史は、モデルとして活動後、1987年舞台『レ・ミゼラブル』で本格的に活動を開始。1993年ドラマ『ひとつ屋根の下』で注目され、2004年NHK大河ドラマ『新選組!』で国民的人気俳優となりました。

馮忌<ふうき>(片岡愛之助)

趙軍の副将。「馬陽の戦い」において、優れた知略と軍略を持って秦国の驚異になる存在です。「頭脳の馮忌」という異名があります。

その知略と軍略で趙軍の副将を務める・馮忌を演じるのは、歌舞伎役者で俳優の片岡愛之助です。片岡愛之助は、1981年片岡千代丸として初舞台を飾り、1992年には、六代目片岡愛之助を襲名。その後、歌舞伎のみならず、ドラマや映画などでも活躍しています。代表作には、2013年ドラマ『半沢直樹』、2016年NHK大河ドラマ『真田丸』などがあります。

『キングダム 運命の炎』に対するネットの評判は?

『キングダム 運命の炎』のレビュー・総評

キングダムシリーズの最新作とあって、注目度の高い本作。観客の期待に応えるかのような豪華キャストの熱の入った演技にも要注目です。漫画やアニメを知っていても、実写でこそ感じられる感動もあるでしょう。なお、原作漫画についての情報が気になる方は、「comic-meister.com」もチェックしてみてくださいね。

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