第2部『東京リベンジャーズ 血のハロウィン編 -決戦-』レビュー

第2部『東京リベンジャーズ 血のハロウィン編 -決戦-』レビュー

原作は和久井健の漫画『東京卍リベンジャーズ』。『東京リベンジャーズ 血のハロウィン』は、実写映画の第2作目後編です。

原作の漫画は、ヤンキー漫画のアクションにタイムリープというSF要素が加わった新感覚の作品で、2023年1月時点で累計発行部数が7000万部を超えるヒット作となりました。本映画の第1作も2021年度実写NO.1の興行収入を記録しており、第2作目への期待を大きくしました。そして、その期待に応えるように前後編の2部作として発表されました。

今回は、そんな話題の実写映画『東京リベンジャーズ 血のハロウィン編 -決戦-』について紹介します。

目次

Contents

作品情報

  • 公開日:2023年6月30日
  • 監督:英勉
  • 原作:和久井健
  • 脚本:髙橋泉
  • 主題歌:SUPER BEAVER『儚くない』
  • 配給:ワーナー・ブラザーズ映画

東京リベンジャーズ 実写映画化第2弾の後編。悲しい未来を変えるため、タイムリープを繰り返す主人公・武道とその仲間たちを描いています。本作では、未来での恋人の死の原因となる暴走族結成メンバーの抗争を終わらせるために奮闘します。

監督の英勉、主演の北村匠海などの前作からのキャストに加え、キーマンとなる人物を永山絢斗や村上虹郎が演じています。

『東京リベンジャーズ 血のハロウィン編 -決戦-』のあらすじ

現代で恋人・日向の死に関係する東京卍會。その結成メンバー6人の絆を引き裂いた過去の悲しい事件を止めるために奔走する武道。東京卍會に敵対する芭流覇羅(バルハラ)から、場地を連れ戻すため戦うことを選んだマイキーと、復讐のためマイキーの命をねらう一虎。2人の思いを受け止め武道は日向や仲間の未来のために戦いに赴くのだった。

『東京リベンジャーズ 血のハロウィン編 -決戦-』の登場人物とキャスト

花垣武道/タケミチ(北村匠海)

本作の主人公。鬱々とした毎日を過ごすフリーターだったが、橘日向が東京卍會の人間に殺され、自身も電車のホームで突き飛ばされ死亡したことがきっかけでタイムリープに目覚めます。

主人公の武道を演じるのは、DISH//の北村匠海です。北村匠海は、ダンスロックバンド・DISH//でギターとメインボーカルを担当。俳優としても、2016年ドラマ『仰げば尊し』、2017年映画『恋と嘘』に出演。2017年映画『君の膵臓をたべたい』で初主演を務め、その後も数々のドラマや映画に出演しています。

橘日向/ヒナタ(今田美桜)

本作のヒロイン。武道の恋人でした。タイムリープ前の現代では、東京卍會の抗争に巻き込まれて弟・直人と共に死亡しています。

ヒロインの日向を演じるのは、女優の今田美桜です。今田美桜は、2015年映画『罪の余白』で映画初出演を果たし、その後、2020年『ヲタクに恋は難しい』や2023年『わたしの幸せな結婚』などに出演。2022年には「第45回 日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞しています。その他、出演作品には、2020年『半沢直樹』、2021年NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』などがあります。

橘直人/ナオト(杉野遥亮)

日向の弟。現代では日向と共に死亡しています。しかし、タイムリープによって武道に未来に起こることを伝えられたことにより、タイムリープ後の現代で武道を救います。武道をタイムリープさせるキーマンとなる人物です。

橘直人を演じるのは、モデルで俳優の杉野遥亮です。2015年第12回FINEBOYS専属モデルオーディションでグランプリを受賞して以降、ドラマや映画で活躍しています。代表作品には、ドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』、『東京アリス』などがあります。

佐野 万次郎/マイキー(吉沢亮)

東京卍會の総長。”無敵のマイキー”と呼ばれる喧嘩のカリスマ。

日向の死に大きく関係する東京卍會の総長を演じるのは、俳優の吉沢亮です。吉沢亮は、2009年に俳優デビュー。2012年『仮面ライダーフォーゼ』で仮面ライダーメテオ役で注目を集め、2013年ドラマ『ぶっせん』で主役を演じた。以降、ドラマ、映画、ミュージカルと幅広い活躍をみせています。代表作品には、2021年NHK大河ドラマ『青天を衝け』で主役の渋沢栄一を好演。その他、2017年映画『銀魂』、2018年映画『BLEACH』などがあります。

龍宮寺堅/ドラケン(山田裕貴)

東京卍會の副総長。万次郎の頼れる相棒。

東京卍會の中枢メンバー・龍宮寺堅を演じるのは、俳優の山田裕貴です。山田裕貴は、2011年『海賊戦隊ゴーカイジャー』で俳優デビュー。代表作品には、ドラマ『GTO』、映画『ホットロード』、『ストロボ・エッジ』などがあります。

場地 圭介( 永山絢斗)

東京卍會の創設者。武道の前任にあたる前壱番隊隊長。現代では、「血のハロウィン」での出来事によって自決したことになっています。

「血のハロウィン」に関係している場地圭介を演じているのは、俳優の永山絢斗です。永山絢斗は、2007年『おじいさん先生』で俳優デビュー。2010年には映画『ソフトボーイ』にて第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。代表作品には、2011年NHK連続テレビ小説『おひさま』、2016年『べっぴんさん』、2019年大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』、2021年ドラマ『俺の家の話』などがあります。

羽宮 一虎( 村上虹郎)

東京卍會が結成される要因となった人物。「血のハロウィン」では万次郎と交戦しています。

「血のハロウィン」に深く関わる羽宮一虎を演じるのは俳優の村上虹郎です。村上虹郎は、2014年映画『2つ目の窓』で俳優デビュー。同作品で第29回高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞しています。代表作品には、ドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』、映画『ディストラクション・ベイビーズ』などがあります。

『東京リベンジャーズ 血のハロウィン編 -決戦-』に対するネットの評判は?

https://twitter.com/yaminiugomeku_/status/1687405816574590976

『東京リベンジャーズ 血のハロウィン編 -決戦-』のレビュー・総評

東京リベンジャーズの第2作目の後編。未来を変えるためにタイムリープした先での抗争は激化。本作はアクションシーンも増え、迫力も増しています。俳優陣の演技も素晴らしく、東京リベンジャーズ 実写を期待していた原作ファンも満足のいく作品になっています。暴力シーンに抵抗が無ければ、見てみることをおススメします。

東京リベンジャーズ 血のハロウィン編公式H Pもチェックしてみてくださいね!

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