キムタクが演じる信長!『レジェンド&バタフライ』レビュー

キムタクが演じる信長!『レジェンド&バタフライ』レビュー

キムタクが演じる信長!『レジェンド&バタフライ』レビュー

数々のドラマや映画をヒットに導いた「キムタク」こと木村拓哉が織田信長を演じ、濃姫を綾瀬はるかが演じる『レジェンド&バタフライ』。東映70周年記念作品として、大きな期待が寄せられる本作の総製作費は20億円。映画公開前から、番宣にも熱が入っており、昨年11月に開催された『ぎふ信長まつり』のイベントには1万5千人がキャストを一目見ようと街道に溢れたのも話題となりました。

今回は、そんな要注目のキムタク 映画である歴史大作、『レジェンド&バタフライ』について紹介していきます。

目次

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作品情報

  • 公開日:2023年1月27日(金)
  • 脚本:古沢良太
  • 監督:大友啓史
  • 音楽:佐藤直紀
  • 制作会社:東映京都撮影所
  • 配給:東映

木村拓哉にとっては、3作目となる時代劇。人気女優の綾瀬はるかとともに、過去何度も描かれてきた織田信長の物語を濃姫との二人三脚の物語として再構築しました。監督は『るろうに剣心』シリーズや大河ドラマ『龍馬伝』など、進化した時代劇を作り上げてきた大友啓史。脚本は『コンフィデンスマンJP』シリーズや『リーガルハイ』シリーズで斬新な物語を書き上げた古沢良太。そして、音楽は『ALWAYS 三丁目の夕日』や『龍馬伝』で映画の世界観を作り上げた佐藤直紀。優れた才能を持つスタッフと豪華キャストが布陣された、まさに東映70周年記念作品にふさわしい作品です。

『レジェンド&バタフライ』のあらすじ

格好ばかりで「大うつけ」と呼ばれた織田信長の元に「マムシの娘」と呼ばれる男勝りの濃姫が嫁いだところから物語は始まります。権威を振りかざし尊大な態度の信長と、信長を暗殺しようと目論む濃姫は、性格も正反対で新婚初夜から大騒動を起こすような一触即発の状況でした。

しかし、濃姫の父・齊藤道三が内乱により亡くなり、濃姫は自身の存在意義を失い自害しようとした時に、信長は濃姫に生きる意味と場所を与えます。信長もまた、今川義元に攻め入られ窮地に立たされ絶望しかけた時に濃姫の激励により奮い立ち、2人で戦術を練り、桶狭間の戦いを奇跡的に勝ち抜くのでした。

いつしか、強い絆で結ばれ天下統一を目指す2人ですが、戦の日々は信長を非情な”魔王”へと変えてしまいます。信長の本当の姿を知っている濃姫は、魔王に変貌する信長を止めようとしますが、運命は<本能寺>へと進んでいくのでした。

戦国の激動の時代に、<魔王>と恐れられた信長と、<蝶>のように自由を求めた濃姫が、2人で見ていた”本当の夢”とはー。

 

『レジェンド&バタフライ』の登場人物とキャスト

織田信長(木村拓哉)

天下から「魔王」と恐れられた戦国時代のカリスマ武将。実はうつけ者。

無邪気な少年が天下統一を目指し”魔王”と言われていく織田信長を演じるのは、ジャニーズ事務所に所属し、俳優、タレントとして活動する木村拓哉です。木村拓哉の出るドラマや映画は常に話題となり注目されてきました。代表作には、1996年ドラマ『ロングバケーション』、1999年『ビューティフルライフ』、2018年『BG~身辺警護~』、2001年『HERO』、2006年映画『武士の一分』、2017年『無限の住人』などがあります。

濃姫(綾瀬はるか)

信長の正室。政略結婚により信長に嫁いだが、男勝りで臆せず信長に突っかかります。

敵対国から信長の元に嫁ぎ、最初は暗殺を考えるも、信長と生きた濃姫を演じるのは、女優の綾瀬はるかです。綾瀬はるかは、数々のドラマで主演し、映画界においても多数の賞を受賞している日本を代表する女優です。代表作には、2009年映画『おっぱいバレー』、2015年『海街diary』、2016年『高台家の人々』や、2009年ドラマ『JIN-仁-』、2013年『八重の桜』、2016年『精霊の守り人』、2018年『義母と娘のブルース』などがあります。

福富平太郎貞家(伊藤英明)

濃姫の侍従。濃姫とともに織田家に来て、信長に仕官しています。

濃姫に従って織田家に来て仕官する福富平太郎貞家を演じるのは、俳優の伊藤英明です。伊藤英明は、数々のドラマや映画で主演を務め、特に映画やドラマにもなった『海猿』シリーズは大ヒットを収めました。2014年『WOODJOB!~神去なあなあ日常~』では、第69回毎日映画コンクール最優秀助演男優賞、第38回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。他、代表作品には、2016年ドラマ『僕のヤバイ妻』、2017年『3月のライオン』、2020年ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』『麒麟がくる』などがあります。

各務野(中谷美紀)

濃姫の筆頭侍女。濃が幼い頃から見守り支えています。

濃姫を支える侍女・各務野を演じるのは、女優の中谷美紀です。中谷美紀は、1993年ドラマ『ひとつ屋根の下』で女優デビュー。その後は、ドラマや映画CMと幅広く活躍しています。代表作には、1998年映画『リング』、2006年映画『嫌われ松子の一生』、1999年ドラマ『ケイゾク』、2009年ドラマ『JIN-仁-』、2011年舞台『猟銃』などがあります。2014年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』では、官兵衛の正室・黒田光の10代から30代までを1人で演じきるなど、演技力と存在感に定評のある女優です。

明智光秀(宮沢氷魚)

織田五大将の1人。本能寺で謀反を起こします。

本能寺で謀反を起こす明智光秀を演じるのは、モデルで俳優の宮沢氷魚です。宮沢氷魚は、2017年ドラマ『コウノドリ』第2シリーズで俳優デビュー。その後も数々の話題作に出演し、初主演映画『his』では、数多くの新人賞を受賞。2022年には、NHKテレビ小説『ちむどんどん』に出演しました。

森蘭丸(市川染五郎)

信長の側近であり、小姓。立ち居振る舞いが上品で堂々としており、織田家の家臣や敵にも認められています。

信長の側近であり、独特の存在感を放つ森蘭丸を演じるのは、市川染五郎(八代目)です。市川染五郎は、十代目松本幸四郎の長男であり、祖父は二代目松本白鸚です。歌舞伎の世界だけでなく、ドラマや映画の出演に加え、執筆活動もおこなっています。俳優としての代表作には、2013年NHKBS時代劇『妻は、くノ一』、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』などがあります。

『レジェンド&バタフライ』に対するネットの評判は?

 

 

『レジェンド&バタフライ』のレビュー・総評

木村拓哉の圧倒的な存在感もさることながら、長刀の名手である濃姫を演じた綾瀬はるかのアクションを含んだ演技にも絶賛の嵐でした。今まで数多くの役者に演じられてきた織田信長の物語を素晴らしいキャストと製作陣で新しい物語へと昇華させています。3時間という大作ですが、その圧倒的な演技と映像体験に映画館で見るのをオススメしたいキムタク 映画です。

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