2週連続で公開!大人気漫画が映画化『静かなるドン(2023)』レビュー

「週刊漫画サンデー」にて週刊連載1000回、コミックスは全108巻、累計発行部数は4500万部を超える人気ヤクザ漫画「静かなるドン」を映画化。現代に合わせた刺激的なストーリーと最先端の映像美で令和版の『静かなるドン』を表現します。映画は、前編と後編に分けて各1週間限定上映されます。

今回はそんな映画『静かなるドン(2023)』について紹介します。

Contents

作品情報

  • 上映期間:(前編)2023年5月12日~18日 (後編)5月19日~25日
  • 監督:山口健人
  • 原作:「静かなるドン」新田たつお
  • 脚本:山口健人 吉崎崇二
  • 総合プロデュース:本宮泰風
  • 制作:英田理志 人見剛史
  • 配給:ティ・ジョイ

新田たつお原作の人気ヤクザ漫画「静かなるドン」を伊藤健太郎の主演で実写化。全4話のエピソードを前後編に分けて劇場公開します。監督には、ドラマ『アバランチ』や映画『生きててごめんなさい』を担当した新進気鋭の山口健人。主人公には、映画『惡の華』や『今日から俺は!劇場版』で主演した若手俳優・伊藤健太郎が務めます。他、実力派俳優陣を揃え、極道×恋愛×コメディ・アクションが詰まった作品を作り上げました。

『静かなるドン(2023)』のあらすじ

大規模暴力団「新選組」のひとり息子として育った近藤静也は、生まれに反して堅気として生きることを望み、デザイン会社に就職し、草食系男子として日々を過ごしていた。しかし、新選組の総長が射殺されたことにより、静也は次期総長の候補になってしまう。組同士の闘争が激化するにつれ、普通に生きたいという静也の願いは、自分の信念とヤクザ社会の掟との間で揺れ動くのだった。

『静かなるドン(2023)』の登場人物とキャスト

近藤静也(伊藤健太郎)

デザイン会社で働く平凡なサラリーマン。新選組の二代目総長であった父親が何者かに殺されたことにより、三代目総長をつぐことになります。争いごとを嫌い、堅気としての生活を望んでいるが、極道としての才能も備えています。

堅気に憧れるヤクザの総長・近藤静也を演じるのは、俳優の伊藤健太郎です。伊藤健太郎は、モデルの経験を経て、2014年ドラマ『昼顔 平日午後3時の恋人たち』でデビュー。その後も『俺物語!!』でスクリーンデビューし、以降、数々の作品に出演し、『テキメン』や『惡の華』、『今日から俺は!劇場版』、『冬薔薇(ふゆそうび)』で主演を務めました。

秋野明美(筧美和子)

静也の同僚で、静也の想い人。

本作のヒロイン・秋野明美を演じるのは、女優の筧美和子です。筧美和子は、高校2年生の時にスカウトされて芸能界入りし、2013年「ワンライフモデルオーディション」で準グランプリを受賞しています。その後、TV番組への出演や女性ファッション誌「JJ」の専属モデルとして活躍。女優としては、ドラマ『失恋ショコラティエ』や映画『闇金ウシジマくん Part3』に出演。ドラマ『CRAZY』では連続ドラマ初主演と主題歌の作詞も務めました。

鳴戸竜次(深水元基)

新選組のナンバー2。静也を慕っており、忠誠を誓っています。

後に静也の心強い味方になる鳴戸竜次を演じるのは、俳優の深水元基です。深水元基は、モデルとして活躍後、2000年にドラマ「らぶ・ちゃっと」で俳優デビュー。2002年に映画「HAZARD ハザード」に出演後は、園子温監督作品に多く出演しています。その他、話題の「海猿」シリーズや「クローズZERO」シリーズでも活躍しており、多くの作品に参加しています。

猪首硬四郎(本宮泰風)

新選組の突撃隊長で、パワーを活かして重火器などを使用している。静也の教育係。

一見怖いだけに見えるが、温かい心を持っている猪首硬四郎を演じるのは、本作のプロデュースも担っている俳優・本宮泰風です。本宮泰風は、俳優・原田龍二の弟であり、1994年にドラマ『主プールは行方不明』でデビューしています。代表作は映画『JOHNEN 定の愛』。その他、映画、ドラマ、舞台、Vシネマで活躍しています。

『静かなるドン(2023)』に対するネットの評判は?

https://twitter.com/ranran_4277/status/1659895673620410368
https://twitter.com/maliunoeau/status/1656882821376647169

『静かなるドン(2023)』のレビュー・総評

極道漫画として、恋愛・コメディ・アクションという多様な要素を含む本作は、昭和の名作として、今までにも何度も映像化されてきましたが、令和版としてアップデート。原作ファンにとっても、作品へのリスペクトを感じられる作品で、主人公を演じた伊藤健太郎の演技も好評です。

投稿者 mutta